東京ミッドタウン日比谷

都心型ミクストユース(オフィス・商業・ホテル等の複合開発)

日比谷は明治以降常に近代化をリードする進取の精神に満ち、上質で国際的なホスピタリティ溢れる佇まいはまさに交流や迎賓の地に相応しく、また「日比谷公会堂」のほか、劇場・映画館が建ち並び、芸術文化・エンターテインメントの関係者、愛好者で賑わう場所です。
三井不動産の街づくりブランド「東京ミッドタウン」は、「Diversity」「Hospitality」「Creativity」「Sustainability」の4つを共通の提供価値としていますが、日比谷においても世界中の様々な文化・感性・才能の集結・交流を促し、未来志向の新たな体験や価値を創出する施設づくりを行いました。

日比谷公園を眼下に望むオフィスゾーンでは、先進的ベンチャーや大企業等、多種多様な人材が集結するコミュニティ形成・ビジネス支援機能を整備する一方で「スカイガーデン」や「スカイラウンジ」、フィットネスや仮眠室、女性専用のパウダーエリアを用意してオフィスワーカーの多様な働き方をサポートします。
商業フロアにはビューを活かしたレストランや上質な毎日を演出するライフスタイルショップ、シネマコンプレックスなどを整備しました。伝統的劇場空間を参考にした3層吹き抜けのアトリウムにはやわらかなカーブを描いた優雅な空間が広がります。地下アーケードは、かつてこの地で日比谷の象徴であった「三信ビルディング」をモチーフに再構築することで街の記憶を継承しています。
ONとOFFを融合する様々な機能が備わっていることが大きな特徴です。

防災・BCP対応技術としては、世界最高水準の制震効率を達成する新世代の制震装置(HiDAX-R)を導入し、震度7クラスの地震に対して耐震安全性や事業継続性を確保し、千代田区最大級となる一時滞在施設等も整備しています。また災害時の電力供給の自立性を高める取り組みとして、耐震性能に優れた中圧ガス管で発電できるガスコージェネレーションシステムを導入し、系統電力の供給停止時においても一定の電気供給が可能です。隣接する千代田区有地や地域冷暖房(DHC)施設にも電力供給を行います。

建物概要

名称 東京ミッドタウン日比谷
竣工年月 2018年2月
延床面積(㎡) 約189,000
階数 地上35階、地下4階、ペントハウス1階
用途 複合施設
地域 東京都千代田区