三井不動産グループが手掛ける大規模プロジェクトの技術支援を行うのが、私が所属するプロジェクト推進部の主な役割です。その中で私はオフィスビル担当として、三井不動産の基準に基づく設計の監修や、設計者・監理者と施工者の間に立つプロジェクトマネジメントを担っています。近年、担当するプロジェクトはますます大規模化しており、新技術も次々に登場するため、今も発見と勉強の毎日を送っています。
とりわけコロナ禍を経て働き方が多様化したことで、オフィスに求められる価値も大きく変化しました。高度な空調換気システムや非接触デバイスなど、アフターコロナも見据えた、恒常的に必要とされる技術は数多くあります。新しいIT領域にも知見と想像力を駆使して貪欲にキャッチアップしながら、ワーカーにとって真に「行きたくなる魅力的なオフィス」を追求し、社会に新しい価値を提供し続けることに大きなやりがいを感じています。

前職のゼネコンでは意匠設計を担当していましたが、三井不動産エンジニアリングへ移り、「建物を造って終わり」ではなくなりました。三井不動産グループの高品質・高仕様な大型案件に携われる喜びはもちろん、自分が担当した物件からのフィードバックを、竣工して5年、10年が経った後も得られるのは大きな魅力です。
AIなどの先端技術がどれほど発展しても、建物を造り、使うのは「人」です。その施設が実際に使われることで、具体的にどのような課題や改善点が発生したのか。時代の変化によって、何が求められるようになったのか。運用を経たからこそ得られた情報をつぶさに共有し、次のプロジェクトへ還元していく。この「答え合わせ」のサイクルによって、本当の意味で“人に優しい”建物を造る知見が育まれるのだと実感しています。

ある時期から家庭や自分自身のワークライフバランスを重視するようになり、それまでの経験を生かして新たな環境で働けないかと模索して、辿り着いたのが三井不動産エンジニアリングでした。即戦力のプロフェッショナルが集まっている組織だからこそ、互いの知見を尊重し合い、チームとしてより高い品質を目指す風土が根付いており、非常に働きやすい環境が整っています。
公私のメリハリがつけられるようになったことに加え、当社には頑張ったらその分しっかりと認めてもらえる正当な評価の土壌があります。年齢や前職のキャリアに関わらず、一人ひとりの挑戦や成果を見てもらえる環境は、プロフェッショナルとして働き続けるうえで非常に大きなモチベーションとなっています。
まだまだ勉強しなければならないことは山積みですが、引き続き知識を蓄えながら、できるだけ広い視野で物事を俯瞰できるよう自分を磨いていきたいと思います。大規模で高品質なプロジェクトに携わりながら、完成後も建物と向き合い続けられる。この恵まれた環境とプロジェクト推進部で培った知見を最大限に活かし、これからも社会へ新たな価値を提供し、『未来のオフィス』を創り出し続けていきたいと考えています。
