建設管理

ゼネコン11年の現場感覚を、発注者視点のユーザーファーストへ

「造る側」から「使う側」の視点へ

ゼネコンで11年間、建築施工の現場監督を務めてきました。日々の業務で設計変更や追加工事に対応するうち、「なぜこの設計になったのか」「竣工後にどう使われるのか」といった、建築施工よりも川上側の業務に強く惹かれるようになったのが転職のきっかけです。三井不動産エンジニアリングを選んだのは、オフィスや商業施設、ホテル、物流施設と、用途も規模も多様な物件に関われること、そしてゼネコン時代の経験をそのまま活かせる環境だったからです。

現在は建設技術本部の建設管理部に所属し、設計段階から三井不動産の仕様を反映させ、ゼネコンが提案する施工計画や仕上げの納まり、工期・品質管理の妥当性を見極め、施工段階ではトラブルの予兆を早期に察知して注意喚起しています。いわば、発注者側から建物の品質を守る「門番」のような役割を担っています。

事業部とゼネコンの間に立ち、ユーザーファーストを貫く

ゼネコン時代は「図面通りに、いかに効率よく施工するか」という短期的な現場視点が仕事の軸でした。しかし発注者側に立つと、「この図面は真のニーズに適合しているか」「運用後に支障が出ないか」という、竣工後を見据えた全く違う角度で建物を見ることになります。三井不動産の事業部とゼネコンでは仕事の前提そのものが異なるので、双方の落としどころを見つける調整は骨が折れますが、そこが一番の面白さでもあります。

品質管理のスタンスとして、工事中の短期的な視点に流されず、長期的な視野を保つことを意識しています。現場の声はもちろん大切ですが、竣工後10年、20年先を見据えて判断することが重要です。三井不動産ブランドの品質を担保するという揺るぎないスタンスが、結果として当社の最優先事項である「ユーザーファースト」に繋がると実感しています。

自分では思いつかない発想に出会える場所

当社で素晴らしいと感じるのは、困難な課題に対して「個」ではなく「チーム」で最適解を導き出す文化が根付いていることです。社員それぞれのバックグラウンドが多様で、自分では思いつかない発想に出会えるのは、プロフェッショナル集団である当社ならではの特徴だと思います。

また、本社や現場、サテライトオフィスと、状況に応じて柔軟に時間管理ができる環境も魅力です。そうして創出した時間は、これまでの業務で得た知識をデータとして整理したり、DXへの対応として3D作図ソフトの習得に充てたりと、自身のスキルアップに活かしています。

発注者側としてオフィス・商業・ホテル・物流をはじめ多様な物件に携わり、多くの経験と知識を得られる環境です。現場を熟知しているからこそ、発注者側の立場で発揮できる価値が必ずあります。これからも新しい視点から自身の成長を続け、安全・安心や適正品質を確保するというミッションを果たしていくことで、最優先事項である「ユーザーファースト」に繋げていきたいと考えています。

各専門領域の紹介

三井不動産エンジニアリングは、三井不動産と一体となってプロジェクト運営を技術領域から支援する役割を担っています。また、これからの社会に必要な技術のための調査・研究や、知的財産の蓄積等日々ナレッジを蓄積しています。これらを成し遂げるためには、幅広い領域をカバーする体制と、組織一丸となった取り組みを担う専門性の高い人材が不可欠です。三井不動産エンジニアリングの組織を構成している主な専門分野をご紹介します。