当施設は、三井不動産とANA ホールディングス株式会社の連携による産業活性化に寄与する街づくり型開発プロジェクト「HANEDAインダストリアルパーク」の主要施設として竣工しました。
物流機能に加えオフィス・研修施設・産業支援施設等との複合用途施設であり、首都高速ＩＣ至近で最寄り駅からも徒歩数分と近く、物流・通勤の両面で交通性に優れます。延床面積約8万1，000m²、地上5階で物流施設のワンフロアは広さ約1万4，000m²、天井高5．5mで1階から4階にランプウェイを備えています。
建物内施設従業者のため、最上階に空港を一望できる売店つきラウンジを配置し、 72時間対応の非常用発電機や免震装置を設置するなどBCP機能も充実しており発災時の安全性能も高めました。
外装デザインは伝統的な日本の織物の文様を取り入れたアルミパネルファサードとし、施設外周には桜をはじめとする豊かな植栽を配置して、外周に快適な歩行者空間を実現したほか、かまどベンチやマンホールトイレを配備し地域の防災力向上にも貢献しています。
さらに開発に伴い、既存のあさひ海老取川公園を拡張整備し、憩いの場としてのスペース創出にも貢献しました。