プロジェクト推進
建築(ロジスティクス)

対話から生まれるアイデアが、物流の未来を動かす

エースからヘッドコーチへ。25年の設計経験を経て新たな舞台へ

設計監理業務を25年間手掛ける中で、ある程度の達成感は得られていたものの、エンジニアとして知識や経験の幅をもっと広げたい、自分の殻を一歩超えてみたいという漠然とした想いをずっと抱えていました。長く担当していた事業主のプロジェクトが一段落したタイミングは、次のステージに移る丁度いい区切りだったと言えます。縁あって面接を受けたのはオリンピックイヤーの前年のこと。社内が熱気に包まれ、何かすごいことをやっているような期待感に溢れていたのを覚えています。

現在はプロジェクト推進部でロジスティクス部門を担当し、三井不動産に対するCM業務を軸に、プロジェクト全体を俯瞰しながら表から裏から事業を動かす「潤滑油」の役割を担っています。野球にたとえるなら、意匠設計者時代は自ら発信するエースピッチャー。今の立場は受信側に回り、ベンチからチーム全体を客観的に見渡して指示を出すヘッドコーチへと、役割が大きく変わりました。

用地取得の段階から関わるやりがいと大規模事業のロマン

現部門での醍醐味は、事業化される前の用地取得段階という最上流から計画に参画できる点です。設計者時代に培った計画図作成の知見が、事業の初期段階からダイレクトに活きる環境に確かなやりがいを感じています。また近年ではどのプロジェクトでもコストの要請が厳しく、そのうえ冷凍冷蔵庫などといった新しく求められる技術的知見も増えているため、従来の感覚をアレンジした臨機応変な対応と絶え間ない情報収集が欠かせません。

一方でゼネコンに対しては、自らが設計者になってしまわないように抑えながらも丁寧に意図を伝え、誘導していく難しさもあります。かつて図面を引いていた頃の「達成感」とは異なり、プロジェクトの成果に深く「納得」を感じられるのが今の立場ならではの新鮮な感覚です。三井不動産の事業はスケールが大きくロマンを感じるプロジェクトが多く、社会に確かなインパクトを与えるプロジェクトに携わっているという実感は、日々の大きなモチベーションになっています。

対話の中にこそ、答えがある

入社当初は、各々が専門分野で活躍してきた「プロの集団」という印象がありましたが、慣れ親しんでくると気さくな方も多く堅苦しい雰囲気はありません。社内イベントも多彩で、コミュニケーションは取りやすい環境です。業務量もバランスよく配慮されていて休暇も取りやすく、心身のゆとりが保てるからこそ、周囲との良好な関係が自然と築かれています。

私が仕事を進めるうえでは「対話」を何よりも大切にしています。「○○さんと会話しておくから」というのが私の割とよく出る口癖で、自分一人で考え込むよりも、会話の中から解決の糸口を見出して、より密実なアイディアに昇華させるというのが重要なプロセスだと、いつも感じています。

現在は三井不動産がプロデュースする商品「三井不動産ロジスティクスパーク」標準仕様の作成立案といった、不動産商品企画の根幹にかかわる部分にも携わっています。社会インフラであるロジスティクスの存在意義を肌で感じながら、これからも人々の生活を支えるまちづくりに貢献していきたいと考えています。

各専門領域の紹介

三井不動産エンジニアリングは、三井不動産と一体となってプロジェクト運営を技術領域から支援する役割を担っています。また、これからの社会に必要な技術のための調査・研究や、知的財産の蓄積等日々ナレッジを蓄積しています。これらを成し遂げるためには、幅広い領域をカバーする体制と、組織一丸となった取り組みを担う専門性の高い人材が不可欠です。三井不動産エンジニアリングの組織を構成している主な専門分野をご紹介します。