プロジェクト推進
建築(テナント入居推進)

CからB、そしてAの品質へ。「はたらく場」の理想を、現場から動かす

俯瞰的な視点で最適解を導く、技術の「ハブ」

キャリアのスタートは、オフィステナント側のC工事設計・PMでした。「はたらく場」の空間提案者として経験を積んだ後、ビルオーナーとテナントの間に立つB工事主体のCM・PM業務を経験し、建物全体の資産価値とテナント利便性を両立させる、より複雑な調整領域へと専門性を広げてきました。テナント側の想い(C)もオーナー側の論理(B)も双方を実務レベルで理解していることが私の最大の強みです。この知見を最大限に活かし、三井不動産グループという日本を代表する街づくりのフィールドで、A工事(建物自体の開発)を見据えた「攻めの技術支援」ができる点に、強い魅力を感じて入社を決めました。

現在は入居推進担当として、テナント様・施工会社・三井不動産の三者の間に立ち、入居計画が建物の品質基準や法的制限に適合しているかを確認し、課題があれば技術的な視点から解決策を提案する「ハブ」の役割を担っています。関係者全員が安心してプロセスを進められる「信頼」を築くことが、私の使命です。

図面で「できない」と断らない。現場発の解決策を

オフィスの入居支援は、多種多様な業種のテナント様が求める理想の空間を、建物の物理的・法的制約の中でいかに具現化するか。そこにこの仕事の難しさと面白さがあります。

コロナ禍以降、オフィスには単なる効率性ではなく、人が集まりたくなる空間価値やウェルビーイングが求められるようになり、「どのような価値や体験を生み出すのか」といった、“はたらき方そのもののデザイン” を期待するお客様の要望はますます複雑化・高度化しています。

その中で私が大切にしているのは、図面上で「できない」と簡単に断らないことです。設備ルートの確保が困難に見えても、自ら現場に足を運び、泥臭く施工担当や管理運営担当者にヒアリングして突破口を探ります。机上の空論ではなく現場の実態に即した解決策を提示し、数手先に起こりうるリスクを早期に予見してスピーディにアラートを出しています。関係者間の「納得感」を醸成しながらプロジェクトを停滞させないこの一歩踏み込んだ支援こそが、三井不動産ブランドの入居品質と信頼を支えていると自負しています。

各分野のスペシャリスト集団の中で互いを高め合う、唯一無二の環境

社内には建築、土木、電気・空調設備など各分野で卓越した経験と高度な知見を持つスペシャリストが揃っており、日常的に議論し知見を吸収できる環境は非常に刺激的です。自分一人では解決が難しい課題でも、チームに共有すれば必ず誰かが別の角度から糸口を見つけてくれる——そんなオープンな風土が、日々の成長を後押ししてくれています。多様なキャリアや年齢層の人材が、それぞれの強みを発揮して互いを高め合うこの環境は、他社にはない唯一無二の魅力だと感じています。

また、働きやすさの面でも、ワークライフバランスへの意識が非常に高いと感じます。計画的に休暇を取得しやすく、自己研鑽や家族との時間を大切にしながら心身ともにゆとりを持って高いパフォーマンスを発揮できています。

今後は、現場で得たナレッジを組織横断で共有・蓄積し、開発の上流工程へ還元することで、会社全体の競争力を一段高いレベルへ押し上げていきたいと考えています。業界をリードする環境に身を置くからこそ、変化を前向きに楽しみながら自ら学ぶ姿勢を大切にし、さらなる品質向上に向けて組織全体で挑み続けていきます。

各専門領域の紹介

三井不動産エンジニアリングは、三井不動産と一体となってプロジェクト運営を技術領域から支援する役割を担っています。また、これからの社会に必要な技術のための調査・研究や、知的財産の蓄積等日々ナレッジを蓄積しています。これらを成し遂げるためには、幅広い領域をカバーする体制と、組織一丸となった取り組みを担う専門性の高い人材が不可欠です。三井不動産エンジニアリングの組織を構成している主な専門分野をご紹介します。